令和2年度

掲載日: 2020年8月3日
更新日: 2021年1月27日

令和元年度 会務報告

事業計画(案)

令和2年度 同窓会定期総会が7月12日(日)に静岡県教育会館大会議室にて行われました。

そこで本年度の事業内容について協議し、承認されましたので、ご報告いたします。

内容は以下のとおりです。

  令和2年度 事業計画 について

1 重点事業について

本年度も「将来にわたって継続・発展できる同窓会」を継承すると共に、特に「支部活動の充実・発展」の基盤づくりに努めます。

そこで、同窓会の目的である ①会員相互の親睦を図ること ②地域の教育の発展に寄与すること ③静岡大学・教育学部を支援することを基盤に据え、支部活動の充実・発展を具現化するため、令和2年度は次の5項目に絞って取り組んでいきます。

(1)支部活動の一層の充実

支部活動は、会員相互の親睦を図るとともに地域教育力向上に貢献できる重要な事業であります。しかし、各支部共に会員の高齢化や現職会員の減少、同窓意識の低下など課題が山積する中で、課題解決に向けた支部組織強化を図る必要があります。

ア 支部組織の強化を図る上で、支部選出の理事・代議員以外に、支部独自の役員組織を構成し、あ

らゆる年齢層を巻き込んだ組織づくりを提案します。

イ 20~30歳代の若手会員が同窓会にどのような思いを持っているのか、何を期待しているのか

を知る手立てとして本年度初めて『若手サミット』と名付けて話し合いを持ちます。その場で提案

された内容を今後の同窓会運営に活かしたいと考えます。

ウ 静大の先生方を招聘し学習指導要領への対応、英語教育、ICT活用教育などの講演会をサポートします。令和元年度は8支部がその恩恵を受け、若手教員の学習・育成の場となりました。指導を受けると共に同窓の絆を深め、同窓会の意義・役割、地域教育力の向上に繋がるよい機会であるので積極的な開催を期待します。

エ 学校現場の多忙化で同窓会への関わりが希薄となることは理解できますが、逆に、個人個人の教育力アップが多忙化改善の一助となります。ぜひ、若手会員を巻き込んだ支部総会や支部講演会などを積極的に企画し、同窓会のよさの理解に努めていただければと考えます。

オ 本部では、本年度も県下2支部で会長訪問を計画しております。その折に、支部役員そして現職同窓会員等を交えた話し合いの場を設けていただければと思います。他に各支部役員会等にも副会長の参加を考えておりますのでご連絡いただければ幸いです。

 

(2)静岡大学・教育学部への支援強化

ア 同窓会OBが活躍する教育学部内の「教職支援室」と協働して、本年度も教採試験に向け、事前面接指導を1次前に2回、2次前に2回実施します。

イ 学部長等との協議の中で同窓会として協力できることを再確認します。特に、協議会では、教育学部生の教職に対する意識の高揚に向けた学生との話し合いやオープンキャンパスを活用し高校生・保護者に教員の魅力をPRしたいと考えます。

ウ 地域の教員養成という重要な役割を担う「附属学校・園」との連絡・連携を一層密にし、本年度も各研究発表会に参加します。また、附属学校・園の関係者(副校長、副園長)と処遇面だけでなく、附属学校と公立学校との関わり、働き方改革や多忙化改善などについて話し合いたいと思います。

 

(3)同窓会誌「おおや」の充実

ア 同窓会誌「おおや」63号は、61号企画で反響があった「支部だよりの枠拡大」、「今と昔をつなぐ静大めぐり」や「静大サークル活動の紹介」などを今回も取り上げ、幅広い会員層に興味関心を持っていただく編集企画に努めています。

イ 会員だより欄には、県外で活躍している同窓会員や同窓生を広く紹介することで、同窓会誌「おおや」への興味関心を抱いていただきます。

ウ 全国にいる教育学部卒業生、特に平成11年3月以前に卒業された同窓の中には、同窓会誌「おおや」の存在すら知らず、現在の静大の様子も知り得ない仲間が大勢います。同窓会誌「おおや」の一部記事をホームページに掲載し、その魅力を知っていただくと共に個人会員への参加を募ります。

 

  • (4)現有の支部組織の見直し
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  • 教育行政の区割り変更に伴い、支部によっては大幅な会員減となり組織運営が心配で統合再編の要望があります。他支部との統合再編等の要望に応えるために、昨年度までの「組織・財政検討委員会」を改め本年度は「組織検討委員会」を立ち上げ支部内の状況把握と統合再編案を検討します。また、若手会員が増える中で、同窓会に対する意見を聞く『若手サミット』の開催を考えています。
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  • ア 硬直化しつつある組織の改善に向け、『静岡大学教育学部同窓会会則』、『静岡大学教育学部同窓会細則』について再確認し、機能する支部組織、円滑な支部活動を期待します。
  • イ 「若手サミット」では、若手の同窓会員が同窓会に対してどのような考え・思いを持っているのか聞きたいと思います。また、その場で出た貴重な意見を今後の同窓会活動に活かしたいと考えます。可能であれば、学生代議員にも声をかけたいと思います。

 

    1. (5)財政基盤の安定化
    2.  名称を改めた「財政検討委員会」では、現職会員の終身会員制や財政基盤の安定化に向け検討します。 ア 今後は、収入減に伴い備蓄金の取り崩しが大幅に増加していきます。諸行事の見直しとともに
    3.   財政健全化対策などを協議します。イ 各支部から要望が強い「現職会員の終身会員制」について協議します。困難な課題が予想されますが令和3年度までに方向性を出したいと考えます。実施は令和4年度以降とします。
    4. (6)同窓会ホームページ活用ますので講習会を開催し活用の頻度を上げたいと考えます。    
    5.  各支部がホームページ担当を若手に任す方法もあると考えます。
    6. 2 重点事業推進に向けた支援
    7. ア 支部活動の継続・充実・少なくても年1回は総会、役員会、講演会などを実施し活動の常態化を期待します。・若手教職員の育成が急務の中で、講演会等の開催も重要と考え講師として静大関係者を紹介します。<講演会開催に対し3万円の補助>・わかる範囲で各支部会員の動向や支部の活性化に協力します。・他支部との連携、連絡の強化を期待します。イ 支部事業助成金制度の継続・支部総会、研修会、懇談会などの事業に6万円以下を助成(実施報告書に基づいて)します。目安 50人以上・・・・・6万円、50人未満・・・・3万円・支部事業の事前・事後報告の徹底をお願いします。・事前:日時、会場、内容など(電話又はファックス可)・事後:参加人数、会の次第など、資料があれば添付・要請があれば、会長又は副会長、事務局が出席
    8. ウ 支部訪問について※ 会長等訪問は、支部の現状や課題等について話し合います。総会や講演会と併せて実施することも可能です。支部役員だけでなくOB会員、若手会員の参加を呼びかけたいので土曜日実施も大歓迎です。具体的な実施内容は支部長と協議してまいります。※ 該当支部は都合の良い日時を本部と協議願います。(2)静岡大学・教育学部への支援強化ア 令和3年度教員採用試験受験学生のための「教採試験事前面接指導」を実施します。・一次試験前2回、二次試験前2回、計4回実施します。・一次試験前面接指導        6月20日(土)、6月27日(土)中止・二次試験前面接指導        8月 6日(木)、8月 7日(金)※講義室や指導時間を考え、平成30年度より一次試験前面接指導は土曜日に実施します。※予算上、面接講師は18名までとし、講師1人当たりの指導は8名を限度とします。※希望者が多い場合は学生終身会員を優先し、今後も積極的に教職支援室を活用するように呼

      びかけます。

      イ 学部教員採用ガイダンス講師の推薦・派遣

      ウ 附属学校・園との連携強化

      ・本部役員と附属学校校長(一部)・副校長・副園長との話し合いを計画しています。令和2年度は附属島田中・浜松中の副校長が校長に昇任しました。また、附属幼稚園の園長は再任用校長です。教育学部教授が附属学校・園の校長に就任することは令和2年度までです。

      ・本年度も研究発表会に積極的に参加します。

      エ 学部関係者と本部役員との協議会(第一回目は6月に教育会館、第二回目は11月に静大にて)

      ・6月22日(月)実施予定の第1回目は、新型コロナウイルスの感染のため中止とします。

      ・第2回目は、出来れば静大にて、昨年度同様に大学の講義や学生との話し合いを考えています。例えば、「初等学習開発学専攻」の学生との話し合いを計画しています。

      ・7月実施の「オープン・キャンパス」に参加し、教育学部を希望する高校生とその保護者を対象に面談形式で相談に応じたいが現時点では難しいのではないか。

      オ 同窓会誌「おおや」の原稿依頼等では、「教育学部生語る」「静大サークル活動」について学部生に執筆を依頼しました。同窓会誌「おおや」への興味関心を高めて欲しいと思います。

      カ 静岡大学全学同窓会2020静岡交流会は中止となりました。

      ・静岡大学全学同窓会連絡会には、全学同窓会副会長として山田幸男会長、理事として小長井邦男副会長を推薦します。

       

      (3)同窓会誌「おおや」の充実

      ア 同窓会誌「おおや」63号は、24ページとなります。

      イ 「支部だより」は2ページ4支部を紹介します。

      「会員だより」は例年どおり8名に書いていただきます。

      ウ 「今と昔をつなぐ静大めぐり」「静大サークル活動」は、現在の大学の授業やキャンパスの様子を学生が広く会員の皆様に紹介します。

      エ 「多彩な同窓生」については、昨年度のワールドカップで袋井市役所の担当として活躍された会員、阪神タイガーズの育成ドラフトに抜擢された静大野球部生を紹介します。

      オ 表紙・裏表紙は、2018年度ふじのくに芸術祭で芸術祭賞(彫塑)を受賞した青木隆広様にお願いしました。

      カ 9月1日に発行します。(各支部へ8月25日ごろ発送予定)

      キ 学生終身会員には8月中旬を目途に実家に郵送します。

      *今後も、会員の特色ある活動や著作本などを掲載しますのでご紹介ください。