ホームページ開設に伴うあいさつ

掲載日: 2018年10月25日

静岡大学教育学部同窓会長
杉  田    豊

 静岡大学教育学部同窓会のホームページ開設に当たり一言ご挨拶申し上げます。
 静岡大学教育学部の歴史は古く、教員養成を目的とした静岡師範学校(明治8年)を源流とする140年余の歴史と伝統、文化を誇る大学です。
 この間、浜松師範(大正4年)、女子師範(明治39年)、青年師範(大正15年)の設立があり、戦後の学制改革により統合され、昭和24年「国立静岡大学教育学部」となりました。
 その後、幾多の変遷を経る中で、大学院(学校教育研究、教職大学院、博士課程)が設置され今日に至っています。
 本同総会は、昭和31年、それまでの各師範学校の同窓会が大同団結し、「静岡大学教育学部同窓会」として新たなスタートを切り、平成28年に60周年を迎えました。
同窓会の目的は、
① 会員相互の親睦を図ること
② 地域の社会、教育、文化の発展に寄与すること
③ 静岡大学・教育学部を支援すること
であり、これまで会員相互の親睦を図るとともに、常に時代の変化を見通し牽引する形で地域の教育の充実発展に寄与してまいりました。
 現在、同総会は、県内外の20の支部と本部で構成されており、昨今の支部活動の特徴の一つは喫緊の課題である「次期学習指導要領」への対応に向け、静岡大学の先生方を講師に招き講演会を開くなど、直近の授業研究や会員の資質向上に努めていることです。
 大学への支援では、「教職支援室」と協働し、教員採用の1次、2次試験に向けた面接指導等を実施しています。
 また年1回発行の同窓会誌「おおや」はA4‐24頁で、大学の情報、学生の様子をはじめ会員の実践記録、地域での活動、会員だよりなど興味深い内容が満載です。
 これまで同窓会の情報は、会誌「おおや」に負うところ大でしたが、これからは「おおや」に加えて、ホームページが新たな情報源として機能してまいります。また会員相互の交流の場となることを期待しています。
 会員の皆様の忌憚のないご意見をお寄せください。

2018.9.1